旅行・地域

2016年6月10日 (金)

霧多布岬

Photo_2 3日目3時40分外に出ると海から太陽が昇ったところでした。曇りでしたが水平線だけは雲がなく素晴らしい景色でした。湿原に日があたり金色に輝いていました。シマセンニュウ、マキノセンニュウ、オオジシギのさえずりを録音することができました。霧多布岬に行くと、ノゴマがさえずり、ウミウ、ヒメウ、オオセグロカモメが岩礁にいて、遠くに小さな鳥が浮かんでいるのが見えたので、急いで良く見えるところに行って見ると、シノリガモの♀でした。アマツバメが崖で繁殖しているようでPhoto 多数飛び回り、上から見ることができるので腰の白が良く分かりました。先程ウミウがいた方向を見ると、海面に何か浮かんでいました。エトピリカでした。慌てて引き返して良く見えるところに行くと、何とエトピリカとケイマフリのデコイでした。岩礁の上にもデコイが設置してありました。がっかりして周辺の海面を見ていたら、本物のケイマフリがいました。今回の旅では予想していなかった鳥に大興奮、初見できました。他にもウトウ3羽が潜ったり飛んだりしてくれました。アザラシも現れました。戻る途中柵にとまっているオオジシギがいて、傍に車を止めても飛ばないのでじっくり見ることができました。

2016年6月 9日 (木)

霧多布湿原

牛や馬が放牧されている牧場の中を走り、霧多布湿原センターに向かいました。センターの近くの木道と林道を歩きました。ベニマシコの赤い♂、♀、ノビタキ♂♀、エゾムシクイ♂、アオジ♂、カッコウが見られ、シマセンニュウ、コヨシキリ、ツツドリが鳴いていました。昨年22日に来た時はエゾカンゾウが一面に咲いていましたが、まだ咲いていませんでした。アゼチの岬に行くと、オジロワシが飛び、ウミネコ、オオセグロカモメが飛び回っていました。ノゴマが素晴らしいさえずりを聞かせてくれ、オオジュリン♂♀、コヨシキリ、アオジ♂♀もさえずり、姿を見せ、小島ではウミウが繁殖、ヒメウも見られました。以前は6~7月頃にはエトピリカも見られたそうですが今は姿を見せないそうです。ショウドウツバメが崖で繁殖しているようで近くを飛び回ってくれました。宿泊先のペンションポーチ裏にある琵琶瀬木道を歩くと、シマセンニュウがさえずり、チリリリーと虫のようなマキノセンニュウのさえずりが聞こえてきたので探すと、さえずっている可愛い姿が見られました、ノゴマ、ベニマシコ、オオジシギも見られました。夕食後、蛍が見られるというので木道を歩きました。蛍は分かりませんでしたが、満天の星空を眺めることができました。

道東の旅Ⅱ

二日目今日も晴天、網走駅前のホテルを3時50分に出発。すでに日の出の時間は過ぎているので明るくなっていました。峠を越えて行く百名山の一つ斜里岳の山頂付近は雪で白く、知床の山々も白く雄大な景色を見ながら走り、小清水原生花園を通り過ぎ、斜里町を抜け根北峠を目指し真っすぐな道を走りました。峠付近の道路脇には雪が残っていました。キビタキ、ヒガラがさえずり、ツツドリが梢にとまりポツポツポツと鳴いていました。白樺林の中の真っすぐな道をセンダイムシクイ、コマドリのさえずりを聞きながら野付半島を目指しました。野付半島に入ると2 草原からコヨシキリの賑やかなさえずりが聞こえ、国後島が目の前に見える海岸に車を止めると、クロガモが浮かび、オオミズナギドリが飛んでいました。まだ草原の草は伸びず花もこれからのようでした。野鳥観察舎に入り淡水池を見ると、ヒドリガモ、キンクロハジロ、スズガモ、マガモ、オナガガモがいましたが、アカアシシギは見当たりませんでした。オジロワシが現れ一斉に飛び立ちました。海岸にも何羽もオジロワシがいて、タンチョウも見ることができました。

2016年6月 8日 (水)

道東の旅Ⅰ

Photo 6月5日から2泊3日で野鳥の会仲間と道東に遠征して来ました。女満別空港に降り立つと、晴天で予想していたほど寒くありませんでした。車を借り小清水原生花園に向け、広大な畑や牧草地の中の真っすぐな道を走っていると北海道に来たなと実感しました。インフォメーションセンターに車を止めると、オジロワシが電柱にとまり、ノビタキ、カッコウがハマナスにとまっていました。原生花園に入って行くと、あちこちでノゴマ、ホオアカ、オオジュリン、ノビタキがさえずり、見るのが忙しく嬉しい悲鳴をあげそうでした。まだ花は少なかったですがクロユリが咲いていました。遠くからエゾセンニュウのトッピンカケタカ、オオジシギのズビヤークという声が1 聞こえてきました。道路の反対側の草原でオオジシギが何羽も飛び回り、尾羽を開き急降下してザザザザという音を出すデイスプレイフライトをしていました。北海道に来ないとこの光景は見られないので何回見ても感激します。シマセンニュウもさえずっていました。涛沸湖で水辺をゆったり歩くタンチョウに出会いました。

2013年7月27日 (土)

室堂平4

ライチョウ♀は今の時期は幼鳥をつれているはず、
タカやオコジョに襲われたのか、繁殖に失敗したの
でしょう。再繁殖はもう時期的に遅いかもしれません。
Photo_2

室堂平3

ライチョウ♀は♂に比べやさしい感じです。
幼鳥をつれた♀もいたとのことでしたが、
時間がなくて探しに行けませんでした。Photo

2013年7月26日 (金)

室堂平2

ライチョウ♂は目の上に赤い肉冠があるので
すぐわかります。チングルマ、イワカガミが
似合います。Photo_2

室堂平

17~18日で立山黒部アルペンルートに行って来ました。
15時頃室堂平に到着、残念ながら雲の中、濃霧の切れ目から
雄山が見えました。35年以上前の6月上旬2回ばかりスキーを
しに来たことを思い出しました。雷鳥沢を登り剣沢を滑ったり、雷鳥沢
を滑りました。雄山山頂までスキーを担ぎ上げ、無謀にも山崎カールを
滑り降りました。16時頃には雨になり目当てのライチョウには出会えません
でした。翌朝も雨、9時ごろ雨は上がりましたが濃霧で視界が悪い中、みくりが池
周辺まで歩き、チングルマ等の花を眺め、ようやくライチョウの♂♀に出会えました。
繁殖に失敗したのかいっしょに歩いていました。Photo